朝日新聞20日の社説について
1月20日朝日新聞朝刊の社説に、タクシー規制について「構造改革が欠かせない」という副題で書かれていましたので、以下に抜粋します。
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総人口が減る中で、タクシー市場の縮小にどう歯止めをかけていくのか。取り組むべき課題は言い尽くされている。
まずは、利用者への情報提供を強化することだ。(中略)法人タクシーでは、スマートフォンと「配車アプリ」の普及で車を呼びやすくなり、あらかじめ料金の目安を調べられるなどサービスが充実してきた。あわせて、会社や運転手への評価制度を整え、積極的に公表してはどうか。
運転手の待遇改善では、歩合制に偏った給与体系の見直しが避けられない。労使で交渉すべき課題ではあるが、なかなか改まらない。国や自治体が後押しできないか。
高齢化とともに介護タクシーへの需要は増え、観光分野でも期待は大きい。
ジリ貧から脱するには、構造改革が欠かせない。
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この種の意見は多いのですし、私も評価制度については審議会で意見を提出したことがありますが、なかなか前には進まないし難しいでしょう。給与についても、すでに歩合給によらない体系に移行できる市場と体力は残っていないので、たまごと鶏の話になってします。社説を書く人も、タクシーの本質的な問題にまで踏み込んでないという印象です。
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総人口が減る中で、タクシー市場の縮小にどう歯止めをかけていくのか。取り組むべき課題は言い尽くされている。
まずは、利用者への情報提供を強化することだ。(中略)法人タクシーでは、スマートフォンと「配車アプリ」の普及で車を呼びやすくなり、あらかじめ料金の目安を調べられるなどサービスが充実してきた。あわせて、会社や運転手への評価制度を整え、積極的に公表してはどうか。
運転手の待遇改善では、歩合制に偏った給与体系の見直しが避けられない。労使で交渉すべき課題ではあるが、なかなか改まらない。国や自治体が後押しできないか。
高齢化とともに介護タクシーへの需要は増え、観光分野でも期待は大きい。
ジリ貧から脱するには、構造改革が欠かせない。
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この種の意見は多いのですし、私も評価制度については審議会で意見を提出したことがありますが、なかなか前には進まないし難しいでしょう。給与についても、すでに歩合給によらない体系に移行できる市場と体力は残っていないので、たまごと鶏の話になってします。社説を書く人も、タクシーの本質的な問題にまで踏み込んでないという印象です。