TOP > ニュース > YOKAROバスの経営再建

メディア

YOKAROバスの経営再建

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
YOKAROバスの経営再建
以前このブログでも紹介したYOKAROバスが、私的整理による経営再建に踏み切るという記事がありました。(以下、記事より)
ーーー
長崎県平戸市及び佐世保市を中心に、鹿児島県を除く九州全域で新高速乗合バス事業を展開する株式会社YOKARO(本社:長崎県平戸市、代表取締役:新田靖浩)は、私的整理による経営再建に踏み切る。2月14日に開催予定の株主総会で正式に決定する計画である。
YOKAROは、日本再生を目的とした各種事業分野に投資を行なう独立系投資会社の日本再生トラスト合同会社(本社:東京都港区、代表社員:新田靖浩)より、昨年9月に4,000万円の増資を受け、道路運送法改正に伴う運行コストの増大に対応してきた。
しかし、YOKARO(旧社名:有限会社SOUDA)の前代表取締役である早田圭介(昨年10月末に辞任、顧問に就任)が推進してきた他事業への投資の失敗を含めて負債総額2億2,000万円(内、有利子負債約7,300万円)を抱えた状態での経営再建は困難であると判断した。
ーーー
 年会費5,000円のみで、バスが乗り放題になるという大胆なビジネスモデルですが、計算してみると無茶なものではないと思います。運行しているバスルートは、1日32便ですが、1往復が8時間程度で運転手一人なので、1日16名の運転手が必要です。1ヶ月22日勤務とすると、22名の運転手で運用できそうです。一方、会員数が7万人ということですから、それだけの年間収入が3億5千万円。この運行規模での収入としては十分な気がします。
 交通事業としての年会費ビジネスというのは、意外と利用者と事業者双方にとっていいのかもしれないと思った次第です。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加