ロハス型タクシー

東京交通新聞のタクシー生誕100周年特集に掲載されている、山内教授がネクスト100年に何を期待するかという話。
　「ロハス型交通が地方ではすでに中心になっていて、今後は都市部でもその充実が要請されることになる。ロハス型交通の前提は、交通区分や手段の曖昧化と情報通信技術の進展とネットワーク化にある。」
　“ロハス”型交通とは、久しぶりに聞いたような気がします。“lifestyles of Health And Sustainability”からロハス（LOHAS）と言います。「健康的で充実した生活を送ることで、環境負荷も減らしていく」というライフスタイルの総称です。
　「新しい交通状況においてタクシーがどのような位置を占めるのか。経営のイノベーションは、社会的変化への環境適応能力にかかっている。・・・それは個々の革新者の技量にかかっている。」
　確かに、我々タクシー経営者は、この環境変化に適応して、“革新者”にならなければならないと思いますね。
　「言うまでもないことだが、実現したその新しい輸送形態を“タクシー”と呼ぶかは問題ではない。」
　時代は、タクシーに拘らない新しい移動手段を望んでいるのかもしれません。バスとかタクシーとか、そんな垣根はすでに歴史的遺物になっているのだと思います。願わくば、法律そのものが垣根を越えて欲しいものです。