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萩・石見空港の乗合タクシー

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萩・石見空港の乗合タクシー
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 以下ニュースから。
~萩・石見空港利用拡大促進協議会は1日から、萩・石見空港と津和野町を結ぶ乗り合いタクシーの運行を始めた。津和野町は同空港から約30キロという至近距離にありながら、公共交通機関のアクセスの悪さから、同空港を利用して訪れる個人観光客が少ないことから、利用拡大を目指し、協議を重ねてきた。半年間、実証運行し、その後の本格運行を目指す。
 乗り合いタクシーは、委託を受けた津和野第一交通が同空港の発着時間に合わせ、1日2往復する。津和野行きは航空機到着の10分後、空港行きは出発の50分前到着をめどに運行する。停車は、町役場前(日原)▽JR津和野駅▽なごみの里--の3カ所。約32キロ、所用時間約50分間で1人2000円。予約すれば1人から乗れる。同協議会事務局によると、通常のタクシーを利用した場合は約9500円、公共交通機関を利用した場合は約2時間かかるという。~
 この記事によると、ちょうど北九州空港⇔八幡西区間で当社が行っている乗合タクシーの距離と同じくらいです。バスではコストがかかるので、利用者がいなければ運行しなくて済む乗合タクシーを選択したのだと思います。
 萩・石見空港は、当初は「石見空港」として、平成5年に開港したのですが、萩という観光地名も生かそうということで、萩・石見空港というややこしい名前になっています。多い時は、年間16万人くらいの利用があったようですが、今頃は8万人くらいまで低迷しています。大阪便と東京便が各1往復ですが、搭乗率も40%前後と厳しい数字です。
 これからも厳しい状況は続くと思われますが、周辺の自治体としてどれだけのコストを負担していけるかにかかっているでしょうね。
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