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新しい自動認可運賃枠

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新しい自動認可運賃枠
タクシー運賃の新しい自動認可運賃枠が公示されました。「公示」といっても、運輸局にまで見に行くような人はいませんから、業界紙を見て今日わかったものです。(余談ですが、この公示というシステムほど不親切な広報の仕方はありませんね。いつ公示されるか、何が公示されるかわからないものですから、「知らなくていい」というつもりなのか、「行政で勝手に進めます」という意思の表れなのか・・・。せめてホームページ上では同時に公開して欲しいものです。)
 北九州交通圏では、初乗り580円から650円までの8通りでしたが、620円から650円までの4通りになりました。10%の認可枠が5%程度に縮まったことになります。九州の他の地域では、上限、下限の2通りしかない地域もあります。福岡市の方は、610円から650円までとなり、中型車の下限680円と重なることがなくなりました。これによって、中型車で小型運賃に合わせていた会社は下限割れとなります。
 不思議なのは、何故認可枠の幅が地域で異なっているのか?どうも、運賃改定申請時の実績データを元に算出したようですが、私に言わせたらそもそも精度の無い数字なので、そこまで地域毎に計算する意味はないのです。もっと、有効なことに労力を使っていただければと思います。
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