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電気自動車のタクシー

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電気自動車のタクシー
24日、新潟県柏崎市において、電気自動車のタクシーが国内で初めて稼動したそうです。三菱自動車の「i―MiEV(アイミーブ)」という車両で、軽自動車になります。
 軽自動車は、福祉用以外では今までタクシーとしては認められていません。それは、昔はタクシーの保安基準としてのドアの開口部の大きさや座席の前の間隔などが、クリアーできなかったからです。最近の軽自動車は車体も大きくなってきていて、その保安基準はクリアーできるようになっているようですが、その名残でもあります。また、軽自動車を認めていくと、「安かろう悪かろう」のタクシーが出て混乱するという恐れもあります。最近は、どちらかというと後者の理由が大きいと思われます。
 新潟県を所管する北陸信越運輸局が、7月15日にタクシーの車種区分の中に「電気軽自動車」を追加したことから、今回の稼動になったものです。
 九州運輸局では、まだその動きはありませんが、車幅の関係で中型者扱いになるプリウスを小型車の区分に入れたいという要望を受けて、ハイブリッドカーを小型車に追加したりしています。
 ハイブリッドや電気自動車が、従来の車種区分を崩していくのは、時代の流れでしょうね。
 話は戻って、新潟の電気タクシーは、1回の充電で走れる距離は160キロ程度のため当面は近距離を中心に運行するということです。
 あと10年くらいしたら、タクシーの車両事情も様変わりしているでしょうね。
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