タクシーの運賃値上げその４

タクシー運賃の値上げを協会などで「調整」すると、公正取引違反になると言われています。ところが、7割ルールがあるのである程度意思を確認していかなければなりません。また、運賃は例えばＢブロックでは九州全県が現在は同じ運賃です。バラバラに出しても、結局は統一されるようで、運輸当局からは水面下で調整が行われているような感じです。個別申請と言いながら、実態はまとまってしまうという、何とも不可思議な制度です。総括原価方式はそろそろ改めるべき制度なのですが、運賃の議論はまとめるのが大変で、本腰を入れて検討するのはかなり先の話でしょう。自分なりに理想的な運賃制度を考えて、いずれ提言していこうかと思っています。国土交通省様、一緒に考えていきましょうよ。