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麻雀で勝てば採用?

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麻雀で勝てば採用?
企業が新卒の学生を採用するのに、膨大な就職希望者からテストや面接で絞り込むのは大変なので、求人サポートの会社を利用する事例が増えてきました。ミートボウルという会社もそのひとつ。“BOWL”というイベントやチャレンジメニューが用意されていて、学生は自分が得意なものを選択して登録していくというものです。武道の黒帯、海外ボランティア経験者、皆勤賞、なぜかいつも幹事、など資格として書けるものではないがアピールしたいBOWLに登録するというものです。この中には、囲碁や麻雀で勝つことをアピールしようという企画もあります。(以下、日経新聞より)
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 「麻雀の本質は賭け事ではなく戦略ゲーム。どんな手をつくるかという論理性、相手との駆け引き、点差を考えたゲーム運びなど『理系脳』を判断するのにうってつけ」(担当者)。ミートボウルはこの試験で成績優秀な学生を選抜し、「理系脳に優れている人材」として企業に紹介しているのだ。麻雀プロも就活生の打ち筋に目を光らせ、「雀力」を判断するという本格的なもの。担当者は「東大、京大、早稲田など上位校の理系学生も集まる」という。
 この試験をくぐり抜けた学生はエントリーシート(ES)を免除され、面接から入社試験をスタートできる。すでに実績がある。麻雀試験で優秀な成績だった阪大理系の男子院生が、女性向け通信販売「ベルメゾン」を展開する千趣会に今年4月に入社したのだ。「うちは女性の応募者が圧倒的に多く、事業戦略を立てられる男性を探していた。麻雀選抜はそういう人材を見つけるのに好都合だった」(千趣会の担当者)
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 なかなかおもしろい就活ですね。
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