名古屋・足助地区の「あすけあいプロジェクト」

１０月１４日（金）、北九州商工会議所の都市問題委員会（委員長：貞包）にて、名古屋ＣＯＩ拠点事業「あすけあいプロジェクト」の視察に行ってきました。
　ＣＯＩとは、センター・オブ・イノベーションの略で、10年後の目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を最長で9年度支援するプログラムです。

　全国の主要な大学が参画していて、今回の名古屋大学では、「高齢者が元気になるモビリティ社会」をテーマに取り組んでいるものです。目指すべき将来の姿として、
１． 安全に、安心に楽しく行こう
２． 町に出よう
３． 元気にいこう
という３つの目標を掲げています。
　今回は、足助地区で実証実験が行われている「あすけあいプロジェクト」について、詳細の説明を聞いてきました。足助地区は、人口８千人程度の過疎地域で、少子高齢化の問題を抱えています。高齢者のお出かけを促進し、元気になろうという目的で、モビリティ向上を中心とした社会システムの構築を行うプロジェクトです。
　私は、タブレット端末を使用した、マイカーやタクシーの相乗りのオファーのシステムに興味を持ちました。カレンダー上にイベントを表示して、そのイベントにタクシーで行く人をマッチングするというシステムは、とても魅力的だと思いました。