福岡地方最低賃金審議会にて
7月22日、福岡地方最低賃金審議会があり、使用者側の意見発表をしてきました。
審議会の委員構成は、毎年一緒で、公益代表6名、労働者代表6名、使用者代表6名の18名です。国の目安をもとに、この委員で議論して決めるのですが、関係者の意見として、労働側4名、使用者側4名から意見を聞くことになっています。
私は、相変わらず、タクシー業界の窮状を訴え、これ以上最低賃金が上昇したら雇用の確保が難しいと述べました。タクシー乗務員の年齢は、北九州の場合、75%が60歳以上だと説明しましたが、客観的に見ても呆れる数字です。タクシー業界の窮状を述べるには、いくらでもデータがあるというのも、考えてみたら情けない話だなあと思った次第です。意見発表後の質問も、やはり私に集中しましたが、もっと会社を集約するなり、手を打つことがないのかなあというのが、委員さんの本音だと感じました。
ここまで、放ってきたタクシー業界にも責任がありますね。