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福岡地方最低賃金審議会にて

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福岡地方最低賃金審議会にて

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「福岡地方最低賃金審議会」に使用者側として意見を述べてきました。昨年は、お休みしましたので、2年ぶりで、4回目の参加になります。
 審議会の委員は、大学教授や弁護士などの“公益代表委員”5名、労働者代表委員5名、使用者側代表委員5名です。この人たちに対して、労働側から4名が1時間ほど意見を述べ、次に使用者側から4名が意見を述べるという段取りです。私は、使用者側で意見を述べるという立場です。
 1時間の中で、4名がひとり10分ずつ意見を述べ、残りの20分で審議会委員からの質問に答えるという時間配分になっています。私は、いつもきっちり10分間意見を述べますが、あとの3人は、4分、4分、8分と持ち時間を使っていなくて、せっかくの意見発表がもったいないように感じます。これは、過去の3回ともそんな感じでしたので、もっと話すことを準備して臨んで欲しいと思う次第です。
 今回は、30分近く時間が余ったので、質問時間が長かったのですが、その大半が私への質問でした。タクシー業界に関心を持っていただいたことの裏返しでもあり、有難い気持ちで質問に答えました。
 質問された内容は、
・特措法の特定地域で減車をする場合に、運転手を減らすことになるか?
・特定地域では、改善する目標のようなものがあるか?
・タクシー運転手の募集チラシを見ると、20万円以上可となっているが、最低賃金ぎりぎりという説明と矛盾していないか?
・比較的若い運転手の賃金はどうか?
・最低賃金で募集しているような事例があるか?
などというもので、それぞれにしっかりと説明できたと思っています。ただ、どれだけ頑張っても、国の(上げるという)方針にはかないませんが。

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