基金の最終代議員会

福岡県乗用自動車厚生年金基金の第１４４回代議員会。44年間ほどの代議員会に終止符を打った最終の会議になりました。
　当基金は、昭和45年11月に設立し、当時の加入員が14,000人を超えていましたが、現在では3分の1程度になってしまいました。最盛期には、加入会社に対してレクレーションに対する補助金も出すなど、大盤振る舞いしたこともありました。この40数年の間に、何があってここまでひどくなったのか？結局は、この制度の致命的な欠点を国も修正することができなかったのだと、私は思います。基金の加盟会社が犠牲者といえばそうなりますが、世相の流れを映してきたものなのかもしれません。
　我々、基金の加盟会社は、解散後もずうっと重い負担を抱えていかねばなりません。何とも言いようのない脱力感が湧いてきてしまいます。