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災害時の移送サービスの役割について

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災害時の移送サービスの役割について

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今日は、東京ハンディキャブ連絡会の主催で、「移送サービス特別セミナー~東京からのメッセージ2013夏」がウエルとばたであり、1日参加しました。東京ハンディキャブの代表や事務局長は私もよく存じ上げていて、わざわざ北九州まで来られるというので、参加させて頂いた次第です。軽いきっかけでしたが、1日聞いてみると意外とおもしろく、最後まで聞かせて頂きました。
 午前中は、「移送サービス(福祉有償運送)の最新動向と制度への対応」というテーマで、東京ハンディキャブの二人からのお話がありました。
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 午後は、「災害時に発揮したい移送サービスのチカラ」というテーマで、東京ハンディキャブ、腎臓病連絡協議会すずらんの会、北九州市危機管理室、大分県社会福祉協議会からの報告とディスカッションがありました。
 災害時には、移動制約者をどれだけ早く避難させることができるか、安否が確認できるかということが大事で、急には対処できないものだろうと改めて考えさせられました。弊社のように移送サービスを行っている事業所は、少なくとも弊社を利用して頂いている利用者が災害にあった場合のことを考えておかねばならないと思いました。
 災害が起こったときに、スタッフが動けるかどうかの確認を取り合い、利用者の状況に応じて安否確認や避難所への移送を行う体制をどうやってとっていくのか、日頃から訓練が必要だろうと思います。特に透析の患者さんについては、避難後の透析受診体制をどうやってとっていくのか、病院との打ち合わせも必要だろうと思います。日頃から顔の見える関係を持っている事業者だからこそ、災害の時には役に立つことができるだろうと思います。
 今日は、「うちの会社はただ送迎サービスを行っていただけだ」ということに気付かせてくれたセミナーでした。これから、事業所として何ができるのか、考えていきたいと思いました。

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