TOP > 都市交通 > 熱海駅前広場開発について

メディア

熱海駅前広場開発について

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
熱海駅前広場開発について

20130426-114713.jpg


熱海駅前広場開発では、「バス、タクシーが広場の多くを占用し、一般車が駐車、停車する場所が無い」との意見を受けて、駅前の前面に一般車の駐車場を作る選択をし、バスやタクシーを少し離れたところに追いやりました。
 ところが、熱海市は25日、JR熱海駅前広場の整備工事によって「タクシーの乗降場所が駅から遠くなった」などの指摘が寄せられていることを受け、対応策を講じると発表しました。具体的には、従来より駅に近い位置に車椅子利用者専用のタクシー降車場を新設するということです。
 図面によると、駅前には足湯のスペースを設けるなど、見た目には賑やかな感じもしますが、果たしてこの選択が正解だったのか、疑問です。一般車の降車や駐車を最優先にする駅前の設計は、明らかに間違いだと思います。恐らく、交通のことを何も勉強していない担当者が、自家用車市民の目線だけで考えたのだろうと思います。自家用車の利用者は、バスやタクシーの利用者よりも圧倒的に多いのですが、その多数意見だけで判断するというのはどうかと思います。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加