日本銀行北九州支店
今日は、ロータリークラブの例会で、日本銀行北九州支店に行ってきました。
日銀北九州支店の歴史は古く、1893年(明治26年)に、支店としては日本銀行の中で大阪に次いで2番目に開設されました。支店長も初代の高橋是清から数えて、今の支店長が50代目となります。高橋是清と言えば、日銀の総裁もされましたが、第20代内閣総理大臣でもありました。しかし、最後は、2.26事件といって、自宅で暗殺されました。
九州内では、佐賀県と宮崎県には支店はありませんし、福岡県には2箇所なので、沖縄を含めて7箇所にあります。
支店長のお話では、為替相場の行方や経済の見通しなどを話されました。今の円高は、アメリカと比べて金利水準が似通っている中で、物価の比較をした時に80円くらいが妥当かもしれないということでした。アメリカ経済には、悲観的な見方はしていなくて、回復している傾向だということです。中小企業は、為替や株価などに振り回されずに、原点回帰で足元の商売に専念するのが良いということでした。
銀行内の見学では、40億円相当の模型が置かれていました。これだけあったらいいですね。