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日銀北九州支店長のコラムより

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日銀北九州支店長のコラムより
先日訪問した日銀北九州支店長が朝日新聞に寄せたコラムから。
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○仕事柄、企業を訪問して売上や収益の状況を伺うことが多いのですが、成功している企業や団体には特徴があります。お客さまの暮らしや生き方に寄り添うことを軸に運営されているということです。そして、「運営を担う働く人や、その人々が住む地域を大事にしている、その哲学を代表者や経営者が体現し、働く人も共有している。皆、楽しんで働いている」。世の中で長く受け入れられるために肝心と思います。
○中小企業の経営者は大企業や顧客、従業員から、しばしばたたかれます。人も悪くなろうというものです。それでも、「お客、従業員、地域のために」という経営者の精神には神々しささえ感じます。「自分を生かすと自分は生きるが、人は生きない。人を生かすと、生かした人が自分を存在感あるものとしてくれるので、自分も生きることができる」。ある経営者の話を聞いて雷に打たれました。
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「人のためになるかどうか」を常に追求していくことが大事なのだと、改めて感じた次第です。社長は、常にそのことを従業員に言っていくことが必要なのでしょうね。
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