中濱万次郎

１７日、１８日は、アクロス福岡にて「第２７００地区国際ロータリー地区大会」がありました。私は、地区のロータリー情報委員長として、前から３列目に席が用意されており、普通なら適当に帰るところを最後まで見ることになりました。

　記念講演のひとつは、「ジョン万次郎（中濱万次郎）」の５代目である中濱京さんのお話でした。ジョン万次郎のことは少しは知っていますが、詳しく聞いてみると知らないことも多く、おもしろい話でした。１４歳の時に漁師の船に雑用係として乗せてもらうが、その船が嵐に合い漂流してしまいます。辿り着いた「鳥島」でのサバイバル生活の後に、通りかかったアメリカの捕鯨船に助けられます。万次郎以外の４名はハワイで下船するが、ホイットフィールド船長に、認められた万次郎だけはアメリカに連れて帰ることし、船長のものに教育されることになります。アメリカの学校で学び、捕鯨の航海にも出て、一等航海士（副船長）にまでになります。
　１０年後には、鎖国の日本に琉球経由で入り、長い取調べの後に故郷の高知に帰ることになります。アメリカでの経験が重要視され、土佐藩では武士になります。その頃、黒船来航という一大事があり、やがて幕府の直参とまでなります。幕末から明治にかけての万次郎の活躍は、すばらしいものだと思いました。

　ついに本も買ってしまいました。今日のＮＨＫ龍馬伝では、最後の場面でジョン万次郎が登場しました。何というタイミングでしょう。

　福岡アクロスからの帰りは、博多駅まで歩いて帰りました。中州から屋台の並ぶ中を歩きました。

　福岡全日空ホテルの前は、プレミアムタクシーの乗り場があります。個人タクシーに代わって、プレミアムが入ったことで有名です。

　来年開業の博多駅も、だいぶ形ができてきました。

　小倉駅からは、やはり歩いて家まで帰りました。勝山橋には、太陽光発電ルーフが完成されていました。このあたりは、いろんな環境プロジェクトが開始されています。

　リバーウォークの前には、小倉DCタワーという４０階建てのマンションが建設されています。まだ３５階くらいですが、高いですね。