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県会議員選挙

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県会議員選挙
昨日、統一地方選挙が終わりました。
選挙期間中のコメントは選挙違反になる可能性があるので避けていましたが、今回の県議会議員選挙に友人が新人無所属で出馬しました。地盤、カバン、看板という3種のどれもないという厳しい中で、選挙区の運も良かったのでしょう、僅差で当選しました。
 彼が立候補するということで、友人たちが集まったときの会話。
「何でまた県議なの?」
「県議で何ができるって言うの?」
「若くもないし、実績もないし、我々は何を推していったらいいの?」
「やりたい政策を明確に訴えられなければ難しいよ。」
厳しい意見が飛び交いました。でも、私は彼の人柄が好きでした。自分が議員を目指そうというときはきっとやりたいことがあると思っていましたが、「何か変えたい」という漠然とした理由でも悪くはないのかもしれない、と思いました。
 議員は、まず誠実であることが一番だと思います。お金や利権が絡んだ議員は、どんなに力があっても選ぶべきではないと思います。次に、いろんな人と会話ができること。「人の意見なんて聞いてもしょうがない。」という議員がいるとしたら、それも選ぶべきではないでしょう。人と会話をするためには、こちらの情報も常にオープンにする必要があります。「日頃から自分は何を考えてどう行動しようとしているのか」を、何かの機会に地域の方々にお知らせしていくことが大切です。彼にもすぐにホームページを立ち上げるように進言しました。
 年金が減るから満了を待たずに今年3月に退職した議員。合併したら議員定数が減るからと市町村合併に反対した議員。兎角、人は自分のことを最優先に考えがちです。でも、それを我慢して「世のため人のため」に働ける議員であって欲しいものです。
ロータリークラブに「四つのテスト」というものがあります。
1. 真実かどうか
2. みんなに公平か
3. 好意と友情を深めるか
4. みんなのためになるかどうか
この四つのテストに照らしてから仕事をしていくというのがロータリー精神です。議員もそうあって欲しいと切に願います。
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