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沖縄のパーソントリップ調査

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沖縄のパーソントリップ調査

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本島中南部は17年前に比べ、自家用車で移動する人は約4割増えたが、徒歩での移動は4割減少―。県都市計画・モノレール課が2日までに概要をまとめた沖縄本島中南部都市圏(読谷村、うるま市以南の17市町村)の「2006年パーソントリップ調査」によると、仕事や外出の際に自家用車に頼る人は67・4%で、1989年の前回調査の1・35倍に増えたことが分かった。沖縄の「車社会」が進行していることがうかがえ、「歩かない県民性」の実態もあらためて浮き彫りとなった。
 パーソントリップ調査は通勤などで1日に何回移動したかなど人の流れを把握する。06年調査では徒歩で移動する人は20・5%で、前回調査から4割減少した。
 前々回の77年に比べると、自家用車で移動する人は約2倍、徒歩での移動は5割減少。歩かない人が大きく増えた一方、路線バスやタクシーでの移動も大きく減っており、マイカー依存度の高まりを裏付けている。
 自家用車は、前回調査に比べ通学で利用する人が50%増加、私事利用が110%増加。近い場所でも自家用車を利用する人が増えている。レンタカーは渋滞個所を走行している割合が高く、交通混雑に影響を与える可能性があるとしている。
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パーソントリップ調査は、直訳すると「人の移動調査」であり、どの都市でも定期的に行っています。地元のトリップ調査を詳しく見たことはありませんが、どれだけ自家用車が増えて公共交通機関も減少したかがよく分かります。

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