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タクシー政策は10年以上遅れた

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タクシー政策は10年以上遅れた
平成18年ですから、10年ちょっと前に「タクシーの将来ビジョン小委員会」に出させて頂いた時に、個人的な提言として提出した書類を改めて見てみました。
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 その中から少し紹介します。
1. 需要創出を目指した運賃
・ わかりやすい運賃制度(時間距離併用の廃止)
・ 多種多様な運賃
観光パック、電車等との共同切符、定期・フリーパス券
遠距離割引、時間帯別割引運賃
2. 地域密着型付加サービス
・ 乗合タクシー
・ 荷物の搬送
3. 運転者の質の確保
・ 二種免許の見直し(廃止を含めて)
・ 運転者資格制度の導入
 10年経って、やっとそれぞれが動き出しているような気がしました。この頃から改革が進んでいれば、タクシー会社が今頃はライドシェアもやっていたかもしれません。10年の遅れは、いったい誰の責任なのでしょうか?
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