TOP > 政策論 > 国家戦略特区における追加の規制改革事項

メディア

国家戦略特区における追加の規制改革事項

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
国家戦略特区における追加の規制改革事項
国家戦略特区における追加の規制改革事項等(案)が、3月2日の諮問会議資料として提出されました。ライドシェアについては、下記のように書かれています。
(1)過疎地域等での自家用自動車の活用拡大
・ 過疎地域等における訪日外国人を始めとする観光客を中心とした運送需要に対応するため、地域住民の運送を主とした現行の自家用有償旅客運送制度を拡充し、主として観光客を運送するための新たな制度を創設する。
・ また、関係市町村、上記制度を活用した自家用有償旅客運送を行おうとする者及び一般旅客自動車運送事業者が、あらかじめ、持続可能な地域公共交通網の形成や旅客の利便、輸送の安全の確保を図る観点から、新たな自家用有償旅客運送に関する相互の連携について協議した上で、国家戦略特別区域会議が、運送の区域等を迅速に決定できるようにする。
―――
 規制改革事項としては、観光客を運送するための新たな制度を創設するということです。地域住民のための自家用車のライドシェアそのものについては、公共交通空白地有償運送の枠組みであれば、すでに可能であるということでしょう。どちらにしても、タクシー事業者にとっては、改革を急ぐに越したことはないようです。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加