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中型免許が6月2日スタート

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中型免許が6月2日スタート
6月2日から、「中型免許」がスタート(施行)します。中型免許は、従来の普通自動車と大型自動車の中間の免許です。では、何故わざわざ分けることにしたのでしょう?
 大型貨物自動車による事故が増えたことが原因で、本来なら大型免許の取得条件を厳しくしたらいいことなのですが、その中間を作ってそれを従来の大型免許並みの受験資格条件にしようというものです。
 ですから、免許を取る受験資格は次のように変わります。
①大型免許:20歳以上で経験2年以上→21歳以上で経験3年以上
②中型免許(新設):20歳以上で経験2年以上
そして、試験には路上試験が導入されます。
 車両の範囲は、次のようになります。
①普通車:定員10人以下、総重量8トン未満→10人以下、5トン未満
②中型車(新設):定員11人以上29人以下、総重量5トン以上11トン未満
③大型車:定員11人以上、総重量8トン以上→定員30人以上、総重量11トン以上
 今、持っている免許で何が乗れるかというと、従来の車両が乗れます。ということで、従来の普通免許を持っている人は更新のときに「中型車は中型車(8t)に限る」と免許証に記載されるようです。
 この条件記載を取り除きたいと思ったら、限定解除の技能試験を受けることになります。指定教習所でも受けることができるようです。中型免許からは、「深視力」があります。深視力は、タクシーのような2種免許には必ず必要ですが、ちょっと慣れないと難しいこともあります。中型車くらいは、持っていてもいいと思いますね。
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