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京都駅社会実験の1、2日目

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京都駅社会実験の1、2日目

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(空車がなくなった京都駅)

JR京都駅でのタクシーの乗り入れを制限する社会実験が1日始まりました。
 1日目:客を降ろす車だけを進入させ、空車の乗り入れを禁じるという選別方式だが、スタートしたとたん、タクシーが足りなくなり、客から不満が噴出するという事態になったそうです。午前8時の実験開始とともに、担当者が「×空車」と書いたボードを持って、進入路入り口に立ちました。客待ちのタクシーが減るにつれ、乗り場では待たされる客が増加。午前9時過ぎには車が1台もなくなり(新聞からの写真)、同10時頃に100人以上の行列ができたそうです。
 このため、11時前に空車を入れ始めたが、列はなかなか途切れなかったようです。
 京都タクシー業務センターのコメント「客を降ろすタクシーだけでは需要に対応できないと分かった。実験は続けるが、混雑時は空車を入れるなど臨機応変に対応したい」。
2日目:この日も午前8時から乗り場に空車を入れなくしました。満杯だった約100台が30分後に半分になると、センター担当者が塩小路通沿いで「○空車」のカードを掲げ、約1時間半にわたり空車を呼び込ぶようにしました。その後、待機タクシーが増えると「×空車」のカードで進入禁止に切り替えたりしました。
 午後6時から実験終了の8時までは計3回、15~20分ずつ空車を入れたようです。実験中、タクシー待ちの行列はほとんどできなかったようです。また、塩小路通東行に空車タクシーがたまる渋滞も起きなかったようです。
 1日中スタッフが張り付くのは、実験中だからできるけど、日常的には無理があります。さて、どういう結論になるのか、楽しみです。

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