被災地に送ったタクシーの嫁入り姿

以前、被災地のタクシー会社向けに当社の廃車車両を送りましたが、今日、お礼の手紙と写真が届きました。
　どんな会社に受け取っていただけたのか不明のままでしたが、石巻観光タクシーさんから丁寧なお手紙をいただき、「大切に使っていただいているんだ」とうれしく思いました。勝手ながら、清水石社長からの手紙の一部を紹介させていただきます。
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　さて、想像を絶する未曾有の東日本大震災に伴い、当社としましては、２８両のうち２０両の車両が流出、水没、そして本社営業所においては、１．５メートルの浸水といった被害を受け、現在社員一同復旧復興に向け、懸命に頑張っているところでございます。
　そんな時に、貴社からの暖かい贈り物をいただき感謝この上ない喜びをするところでございます。
　北九州の人々の足として大活躍された３１８号車でございます。この遠い地、石巻へ嫁入りしてきた車であります。きっとこの石巻の人々の足となり、当社の救世主として、頑張ってくれるものと確信するものであります。
　大切に！大切に！利用させていただきたいと存じます。
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　当社の外装そのままで送ったものですが、見違えるようにきれいに仕上げてもらって、本当に娘の嫁入りのような感じです。大変な時に、このような丁寧なお手紙をいただき、とてもありがたいことです。