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京阪タクシー貨物輸送事件のつづき

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京阪タクシー貨物輸送事件のつづき
京阪タクシーの社長が貨物自動車運送事業法違反容疑で逮捕されたという事件の続きです。
 タクシー事業者に出馬一覧表などの発行物の輸送を委託していたのは、共栄商事というJRAの子会社です。同社は、全国10箇所の中央競馬場のうち阪神、京都、中山、東京、札幌、小倉の競馬場6箇所に営業拠点から荷物を地元のタクシー事業者に20年以上にわたって輸送させていた疑いが持たれているようです。ということは、京阪タクシーだけではないということで、捜査が進められているものと思われます。
 明るみになったのは、昨年の6月に内部告発があったからだそうで、運輸行政としては昨年の監査で処分が終わっていたようです。そしたら、どうして今、逮捕なのか?そのあたりが、一連のニュースではよく分からない点です。
 輸送を開始した当初は依頼主も同乗していたそうで、そのうち事業者の信頼性が得られ、依頼主が同乗しなくなったということのようです。依頼主が乗ってたらタクシーで運べて、乗っていなかったら違反、というのは決まり事とはいえ、もう緩和してもいいのではないでしょうか?
 今回の逮捕劇は、運輸行政も専門の記者も首を傾げるような事案です
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