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名古屋での相乗りタクシー実験

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名古屋での相乗りタクシー実験

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名古屋での相乗りタクシー実証実験が、2月19日からつばめタクシーさんで行われます。そのリハーサルが2月6、7日に行われましたので、私も客役として参加させて頂きました。リハーサルは、本番での運行の前に、システムのチェックや運転手さんの実戦での練習を行うためのものです。
 私は自分のipadから実験サイトにアクセスし、地図上に乗車地点と降車地点を指定して、タクシーを依頼します。すると、「4分で〇号車が到着します」と表示されました。併せて、画面には、1人で乗車した場合の運賃と相乗りの場合とが表示されます。1人の場合の半額近い感じがしました。以外に早かったなあと思いながら待っていると、ほぼ時間通りにタクシーが到着しました。タクシーが停まって後席ドアが開きましたが、後席にはすでにお客様がいたので、私は助手席に乗車しました。運転席にタブレットが置いてあって、そのタブレットに私が乗車したことを入力すると、先のお客様の降車位置が表示されます。運転手さんがまだタブレットに慣れていないので、少し戸惑っていましたが、初日なのでそれは仕方のないことだと思いました。
 このシステムは、未来シェアが開発したもので、1人のお客様が乗車中でも、運行経路に近い2人目のお客様から依頼があると、AIでマッチングして、相乗りでの運行を行わせるという優れものです。お客様とタクシー台数とのバランスにも寄りますが、うまくいけば、いつも1人はお客様が乗車しているという状態に近づきます。すなわち、実車率が100%というのも夢ではないシステムなのです。
 未来シェアが函館で実験したことを知って、つばめさんが先に声を掛けてたようですが、私も定期券版で実験をしたいと申し出ているところです。

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