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大阪タクシー協会の経理部長が2億円着服

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大阪タクシー協会の経理部長が2億円着服
業界紙では、今月はじめから話題になっていましたが、いよいよ一般紙でも取り上げられました。(以下、記事より)
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一般社団法人「大阪タクシー協会」(大阪市中央区)の元経理部長(60)が約2億1000万円を横領していたことが24日、同協会への取材で分かった。協会の年間予算のほぼ全額を着服し、発覚時の協会の残金は数百万円だった。元部長は自ら不正を協会に申告し、20日に懲戒解雇された。横領を始めた時期など不明な点も多く、着服金の総額はさらに膨らむ可能性がある。協会は近く、大阪府警に元部長を刑事告訴する。
 協会によると、元部長は昨年4月~今年4月、加盟するタクシー事業者から集めた会費1億7000万円を着服した。内訳は、退職金基金から7000万円を横領。このほか協会職員の互助会会計や広報会計からも着服した。協会の年間の予算規模は約1億9000万円で、横領発覚時には数百万円しか残っていなかった。
 また協会内に事務局があり、元部長が業務を管理していた大阪タクシー共通乗車券運営協議会からも約4000万円を横領した。
 元部長は協会の調査に対し、「競馬予想サイトに投資してしまった」と話している。サイトを運営する企業は札幌市にある有限会社だというが、投資の詳細は明かしていない。
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 業界紙で知った時は、決算の監査でわからなかったのかと思いましたが、監査をしない1年間で自分の口座に振り込んで使ったのですね。それにしても2億円とは驚きです。
 ○○協会といか社団・財団法人とかいう団体は、経営者がいないことから、日々の管理ができず、時々こういった大きな不正が見つかります。勤務時間についてもしかりで、スタッフがみんな適当に早く帰ったりする事例も多々あります。本当は、月1回くらいは、加入会社の社長あたりがチェックしないといけないのかもしれません。この責任は誰が取るのでしょうか?本当に重い事案です。
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