大臣会合でのジャンボの運賃

北九州でのエネルギー大臣会合でのジャンボタクシー料金についても一言。
　ＪＴＢから回ってきた運賃は、1時間当たり5,500円で、手数料が15％ということでした。正規の運賃は、6,100円なのですが、手数料を引くと4,675円になります。
　我々事業者が値引きをすると罰せられるのに、国の行う公的な事業で平然と値引きの運賃が提示されるというのは、どういうことなのでしょう？スキーバス事故で、貸切りバスの運賃値引きが問題になったばかりで、こういったことが普通に行われるというのは、きっと商取引の慣行なのだと思います。国は、正規の認可運賃を発注条件にすべきではないでしょうか？そうでなかったら、貸切りバスもタクシーも「自由運賃」と唱えるべきです。
　私は、割引が悪いと思うのではなく、どういう方針で国が行くのかをはっきりすべきだと思っているのです。いろんなことに対して、もっと事業者の自主性に任せて欲しいと思います。