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青森でも運賃変更命令に対する訴訟

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青森でも運賃変更命令に対する訴訟
JC旅客サービス部会からの情報で、毎日新聞地方版に下記の記事がありました。
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 国がタクシーの初乗り運賃を指定するのは営業の自由の侵害だとして、指定よりも安く営業している青森市のタクシー会社、幸福輸送が6日までに、国に運賃の変更命令を出さないことなどを求める行政訴訟を青森地裁に起こした。
 斎藤英智社長(45)は「青森では高齢者の買い物や通院にタクシーが多く利用され、値上げはできない」と話している。
 訴状などによると、国土交通省東北運輸局は、昨年4月から青森市の初乗り運賃を620〜660円にすることを義務付け、同社は520円から620円に値上げした。しかし、客からの要望もあり、ことし6月27日に540円に引き下げた。
 関連法令は、指定した運賃にしない場合、国が変更を命令でき、従わなければ車両の使用停止などの行政処分ができると規定する。同社は、国による運賃の指定制度で憲法が保障する営業の自由が侵害され、利用者は安いタクシーを選べなくなると主張している。
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6月中には、特定地域候補地が協議会にて同意か不同意かの決議を決めて、運輸審議会を経て地域指定がほぼ整う予定です。そんな最中に、公定幅運賃に水を差すような訴訟があって、これも国が負けたら、特措法はどこに向かってしまうのでしょうか?
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