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主治医はタクシー?

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主治医はタクシー?

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日経新聞に出ていた表題の記事。フィットネスクラブにある運動器具を持ったら脈拍がわかるように、ハンドルを握ったら身体の様子がわかったらいいなあと思いました。これは、運転者だけでなく、タクシーの後部にでも取り付けることができれば、お客様が自分で健康をチェックできておもしろいと思いました。(以下、新聞記事より)
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20XX年、Aさんが会社に向かおうとマイカーのハンドルを握ると、突然、カーナビゲーションシステムから警告音が鳴った。「心電図に異常がありますので、会社に行く前に病院に行きましょう」
 カーナビの指示通りに運転して病院にたどり着き、検査を受ける。「危ないところでした。あと数時間で心筋梗塞になっていましたよ……」。医者は開口一番こう述べた。
 こんなSF小説のような話がまもなく実現するかもしれない。3月中旬にパシフィコ横浜(横浜市)で開かれた医療関係の展示会にトヨタ自動車とデンソーが出展したのは「命を守るプリウス」。ハイブリッド車のハンドルに埋め込んだ電極に運転手が触ることで心電図や脈拍を計測し、心筋梗塞など心臓発作が起きる予兆をつかむ。
 「車を健康診断の設備にできないか」。不整脈の専門家で日本医科大学の加藤貴雄名誉教授がトヨタ、デンソーと研究に取り組んでいる。血圧も測定でき、日ごろの健康管理にも活用できる。トラックやバスへの転用も研究している。
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 「命を守るタクシー」が世に出ることを願っています。

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