EVの電池交換システムが断念
以前このブログでも紹介したことがあるのですが、ベタープレイスという会社の電気自動車の電池交換事業が事業継続を断念したそうです。北九州でもタクシー会社向けに事業の説明会を開催したこともあり、期待していたシステムでもあったので、残念です。(以下、新聞の記事より)
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電気自動車(EV)用の充電インフラを整備するイスラエルのベンチャー企業、ベタープレイスは27日までに、事業の継続が困難になったとして会社を清算する方針を発表した。同社は、使用済み電池とフル充電された電池を素早く交換するシステムを開発。日本でも2010年、大手タクシー会社の日本交通(東京)と共同で実証実験を行った。
ベタープレイスのシステムは、通常の電源で充電に数時間かかるEVの短所を克服する技術として注目を集めた。仏自動車大手ルノーと提携し、イスラエルとデンマークで商用の電池交換ステーションを稼働。日本や米国など、世界に展開する計画だった。
しかし、EVの電池は現在、各自動車メーカーによって仕様が異なっており、中核技術である電池の共通化にはほとんどの社が否定的。「(電池交換への)支持がすぐには期待できそうにない」(コーエン最高経営責任者=CEO=)として、事業継続を断念した。ロイター通信によると、昨年11月時点での累積赤字は5億6150万ドル(約570億円)。
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電気自動車(EV)用の充電インフラを整備するイスラエルのベンチャー企業、ベタープレイスは27日までに、事業の継続が困難になったとして会社を清算する方針を発表した。同社は、使用済み電池とフル充電された電池を素早く交換するシステムを開発。日本でも2010年、大手タクシー会社の日本交通(東京)と共同で実証実験を行った。
ベタープレイスのシステムは、通常の電源で充電に数時間かかるEVの短所を克服する技術として注目を集めた。仏自動車大手ルノーと提携し、イスラエルとデンマークで商用の電池交換ステーションを稼働。日本や米国など、世界に展開する計画だった。
しかし、EVの電池は現在、各自動車メーカーによって仕様が異なっており、中核技術である電池の共通化にはほとんどの社が否定的。「(電池交換への)支持がすぐには期待できそうにない」(コーエン最高経営責任者=CEO=)として、事業継続を断念した。ロイター通信によると、昨年11月時点での累積赤字は5億6150万ドル(約570億円)。