世界で一番のタクシーは？

オンラインホテル予約サイト世界最大手の米Hotels.comは、毎年恒例のHotels.comタクシー調査の結果を発表しました。ロンドンのタクシーが5年連続で世界一に選ばれました。
　調査は、旅行者向けのタクシーサービスに関して7つのカテゴリー（乗心地、価格、利便性、道の把握度、清潔さ、接しやすさ、安全性）に分け、2012年7月に世界28か国の1600人以上を対象に行ったものです。調査の結果、総合トップはロンドン（11％）、2位はニューヨーク（6.4％）、東京（5.6％）。東京は、ワンランクアップの3位でした。
　カテゴリー別では、「清潔さ」「道の把握度」「ロンドン」「接しやすい」「安全性」でロンドンがトップ、「利便性」ではニューヨーク、「価格」ではバンコクがトップでした。
　日本の評論家の中には、「日本のタクシーが一番」という人もいますが、私はこの結果を真摯に受け止めなければならないと思います。しかし、残念ながら、公の場でこの評価が議論されたことはないと思います。
　そのためには、タクシー乗務員としての資格制度が必要なのだと従来から訴えているつもりです。かつての「ビジョン委員会」でも、委員として意見書を提出したこともあります。私のような小企業の社長の意見なんて、なかなか聞いてもらえませんが。