タクシー輸送実績26年間

北九州交通圏のタクシー輸送実績について、平成元年からの26年間の推移を眺めてみました。
平成26年の輸送実績を平成元年との比較すると、
・輸送人員40.8%
・営業収入53.1%
・キロ当たり収入122.3%
・実在車両数87.5%
・実働車両数76.2%
タクシー需要の指標とも言える輸送人員が、ここ26年間で4割にも減少している点は衝撃的なことです。この傾向は今後も回復するとは考えられず、どんどんパイが減っていくと考えて対応を考えるべきかもしれません。
この需要減に対して、車両数は87.5%ですから、倍は多いということになります。国の定めた適正車両数は、明らかに何の根拠もない数字だということもわかります。
我々事業者は、国の政策に頼らず、自分のできることをしていくことだと思います。