コミュニティバスの代わりにタクシー券

埼玉県美里町は来年度から、車の運転ができない４０歳以上の町民に対して、年間４万８０００円分のタクシー料金を補助する事業を導入する、ということです。デマンド交通や乗合タクシーではなく、タクシー料金を補助するという選択は、全国でも珍しい事例です。しかし、地域によっては、私もこの方が安くて便利だと思います。（以下、記事より）
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　町は２０００年度から町内循環バスを無料運行。しかし、１日４便と利便性が低く、１２年度の利用は１日平均１６人だった。このため町は数年前から国交省が過疎地域の交通弱者対策として推進しているデマンド（乗り合い）バス・タクシーの導入を模索したが、「町民の行き先は町内では完結せず、住民ニーズは少ない」と見送り、半年前からタクシー利用の補助を検討していた。町内循環バスの事業費は年６５０万円だが、タクシーの補助事業費は約５００万円を予定しており、循環バスは廃止する。１回の利用額は上限２０００円分。
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　こういったケースでは、タクシー側にも少し負担を求めてもいいような気がします。行政、住民、事業者が一体となって協議して進めることが重要だと思います。