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バス停の車外アナウンスに対する苦情

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バス停の車外アナウンスに対する苦情
福岡県内のバス停で、視覚障害者向けに行き先を案内する車外アナウンスが、近隣住民の苦情のため最長約10年間にわたって中止されている、という記事がありました。
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 西鉄のバス停で、県内約7000カ所のうち中止されているのは477カ所。昨年9月から限定的に運転士によるアナウンスを再開しているが、識者は「障害者、バス停周辺住民それぞれの立場を理解し、適切な音環境を議論する必要がある」と指摘している。
 同社によると、車外アナウンスは、バスを待つ視覚障害者にバスの行き先を録音テープ再生と共に、運転士がマイクを通して告げるシステム。主に住宅地のバス停で「案内がうるさい」などの苦情が出たという。苦情のたびに、同社は事情を説明してアナウンスの時間帯を限定するなどの対応をしてきた。
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 最近は、些細なこと(本人にはそうではないのでしょうが)で、苦情になるケースが増えていますね。視覚障害者向けと言えば、歩行者信号機の音楽やアナウンスもありますが、付近の住民から苦情になるケースがあるのでしょうか?バスの車外アナウンスの場合は、もしかしたら、アナウンスの趣旨が理解されていないのかもしれませんね。識者のコメントにもありましたが、苦情を受けてやめるのではなく、しっかりと議論していくことが大切だと思います。ただ、1企業と住民だけでは対立してしまうので、行政等の仲介が欲しいところです。
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