北九州の史跡探訪

「北九州の史跡探訪」という本が欲しかったのです。
　北九州史跡同好会という団体が、その１０周年記念に発刊され、その５年後に改定版を発行されたのが写真の本です。詳しい経緯は存じ上げていませんが、同好会の活動で、市内や他地域の史跡を歩いて巡る会の集大成としてまとめたもののようです。市内の３００箇所以上にも及ぶ史跡が紹介されており、史跡めぐりの参考書としては秀逸だと思います。図書館でも閲覧したことはあるのですが、貸出し対象になっていない本なので、自分のものとしてゆっくり読むことができませんでした。
　今回、改めて購入したいと思い、ネットで調べていたところ、八幡東区祝町の今井書店という古書の取扱い店にあるという情報があったので、早速探しにいきました。古本というので定価より安いのかと思ったら、やはり貴重な本になると値があがるものなのですね。定価2,500円のものが3,000円ということでしたが、止むを得ないかと思い購入してきました。古本屋さんて、そんなにニーズがあるのかなと思っていましたが、中に入ると数人の店員が忙しそうに作業をしていて、貴重な古書を求める人を対象に結構ビジネスとして成り立っているものだと見直した次第です。