「ねこタクシー」の本

「ねこタクシー」の本を読んでいます。先程、上巻が読み終わりました。
「1回で2万しか稼げない俺は月24万円という所内ダントツの成績。給料は売上の45から55%の完全歩合制なので、単純に12万。ここから更に厚生年金や組合費などの各種の控除や経費を引かれて、手取り額は10万円に満たない。」という主人公が、猫を乗せた営業で、タクシーという職業が好きになって売上も上がっていく。家庭では、妻と娘にもソッポを向かれていたような状態から、次第に会話も増えていく。人のいい主人公の性格がいい方向に作用して、生き生きと仕事に向かっていく・・・という物語です。
上巻では6章の話になっていますが、それぞれがテレビの1話(30分)に対応しています。テレビで見るより、本を読んだ方がよくわかるような気がします。ジンとくるような話もあって、なかなかおもしろいですよ。