タクシー本紹介その6「東京クレイジータクシー」
これも昨日紹介の本と同様、タクシー乗務員が書いた本です。この本の発行は2002年ですから、ちょっと古いのですが、たまたま他の本を探すために本棚を探していたら、忘れていたこの本が出てきました。
内容的にも昨日の本と同じような感じですが、こちらの方が日記に近い感じです。
「まえがき」には、次のように書かれています。
~まさか、自分がタクシーの仕事をするなんて、思ってもみませんでした。私もそうでしたが、普通の人は転職するときに、タクシードライバーは頭の中にないものです。~
そして、「あとがき」には次のように書かれています。
~上役を乗せることもないし、毎回違ったお客さんを乗せ、時には会話で盛り上がり楽しく仕事ができるのです。こんなに気楽な商売があるのでしょうか。~
~飽きっぽい私が、これまでタクシードライバーをやってこれたのは、ひとえにお客さんの多様化によるところが大であります。~
タクシーも仕事の内容としては結構面白いと思いますが、あとは十分な生活水準が得られるような何かが欲しいものですね。