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スクールタクシーと入札制度

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スクールタクシーと入札制度
スクールバスではなく、スクールタクシーが特に過疎地の児童の足として活躍する事例が増えています。旭川、北秋田、会津美里町など、HPで検索すると、いろんな地域で始まっています。日光大沢小のように、児童への犯罪があったところで取り組む事例もあります。スクールタクシーは、自治体がタクシー会社に運行委託する形で行っています。
 タクシー会社としては、どれくらいの金額で委託しているのか気になるところです。熊本県の菊地市での入札情報が出ていましたので、紹介します。
 平成23年度のスクールタクシー運行業務委託。
入札条件:205日。朝1便、夜2便。入札予定価格:1,451,000円。
指名競争入札:1位キクチ観光タクシー1,328,400円
       2位熊本電鉄タクシー1,364,000円
 1回あたりの金額にすると、2,160円となります。これが安いのかどうかは、運行経路や距離をみてみないとわかりません。ただ、認可運賃で入札というのはどうなのでしょう?でも、これが現実なのです。行政がこうなのですから、民間だったら安い方に流れますよね。「相対運賃は禁止」「個別の会社との運賃交渉は禁止」などと運輸局も指導していますが、こういった入札制度についてどう考えているのでしょうか?
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