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EV充電コンセント設置とコスト試算

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EV充電コンセント設置とコスト試算
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日産リーフ用の充電用コンセントが、今日、本社建物の壁に取り付けられました。
 鍵のついたボックスの中に、200Vのコンセントがあり、充電中もボックスを閉じて鍵を掛けることができます。また、コンセント用の電源スイッチもついています。
 EVと通常のタクシーで使用しているコンフォートとのコスト的な比較をしてみました。
①トヨタコンフォート(従来のタクシー)
月間リース料 約35,000円/月
燃料代 6,000km/月÷7km/L×70円/L=60,000円/月
合計費用 35,000+60,000円=95,000円/月
――
②リーフ(EV)
月間リース料(国交省の補助金を引いた後)約55,000円/月
電気代は、キロあたり1~2円というので、10,000円/月程度。
合計費用 55,000円+10,000円=65,000円
――
よって、今頃のような原油高の状況では、月額3万円程度のコスト削減が見込めます。あとは、バッテリーの寿命と走行距離の問題がどうであるかで、決まってくるものと思います。
 EVと同クラスの車両との価格差はかなり大きいので、自家用車で差額を取り戻すほど走ることはないでしょう。そう考えると、EVはタクシーのために作るのが理屈に合うのだと思います。ぜひ、タクシー専用車のEVを作って欲しいものです。
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