TOP > よもやま話 > その時を大切にする仕事のやり方

メディア

その時を大切にする仕事のやり方

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
その時を大切にする仕事のやり方
ある新人の修道女の話です。150人の夕食の準備として、お皿とナイフを食卓に並べていたら、先輩の修道女が来て、「貴方は何を考えて仕事をしていますか?」と尋ねたそうです。新人は「何も考えてません」と答えますと、先輩から「貴方は時間を無駄にしておられます」と言われ、怪訝な顔をしていると「やがてこの席に座られる方の幸せを心の中で祈らないのですか、何も考えないことは時間の無駄になります」と諭されたそうです。新人の修道女は、「これまで仕事を効率的に処理することを常に考えてきたが、時間に愛を込め、仕事に愛を込めることを初めて教わった」のです。仕事の量が同じでも質が変わる、掛かった時間が同じでも時間の質が違うということでしょう。
 タクシーのような単純な仕事でも、その都度愛を込められる乗務員は日頃の顔が違います。いつも充実した笑顔が返ってきます。そんな乗務員にみんながなって欲しいと願うばかりです。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加