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ビジターズ・インダストリーって?

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ビジターズ・インダストリーって?
昨日は、末吉北九州市長の「ビジターズ・インダストリー」の講演会に行ってきました。やはり市政だよりで見てから応募していたものなのですが、この催しは男女共同参画フォーラムの一環で、男女共同と言いながら女性ばかりの会でしたので、会場に入ったら回りが全て女性で圧倒されてしまいました。ここで帰るのもどうかと思い、ほぼ満席の状態でしたが一番前が空いてましたので、そこで市長の話を拝聴しました。
 市長は、2010年までの5ヵ年計画の中で、この「ビジターズ・インダストリー」を政策の中核に据えています。日本語で言うと「集客産業」で、北九州空港や会議場、観光施設、博物館など「資源」が充実した今からは、それらを生かして北九州市に訪れる人を増やしていこうという試みです。従来の市の事業と抜本的に違う点は、市民に率先的にやってもらおうという点です。できれば、遊び心を持った人にいろんな作戦を考えてもらって、いろんな角度から集客しようということです。
現在、市の関係団体としていろんな団体があります。コンベンションビューローとか観光協会とか貿易協会、わっしょい、都市協会・・・全て思いつきませんがたくさんあります。それらの団体はそれぞれは一生懸命活動してそれなりの成果を出しているとは思いますが、行政主導になるとちょっと市民感覚とずれるところがありますね。「こんなことにお金を使うんだったら、もっと有効に使うことがあるんじゃないか」と思うことが多々ありますよね。このことは私個人の意見ですが、内からの盛り上がりが大切なことに気づいていただいたのだなあと思いました。
話が飛びましたが、市長の話された事業例を紹介しましょう。「留学生に親切な町」これは北九州大学を中心に留学生をたくさん受け入れる中で、おかあさん達のネットワークを作ってホームステイなどをいつでも受け入れられる環境を作ろうというものです。「ロボット見学ツアー」「エコタウン→小倉城→手向山→旦過市場など、歴史に興味がある人をターゲットにした斬新なツアー」「心臓手術で全国的に有名な小倉記念病院などの先進医療と癒しの観光を組んだツアー」長くなるので充分には説明できませんが、画一的な観光でなくて、ちょっとおもしろくなるようなものが考えられるのではないか。同窓会などでも、ホテルなどが同窓会パックの面白い提案をしたら、北九州での同窓会がもっと活発になるのではないか。
市長の情熱がそのまま乗り移ってちょっと長くなりましたが、北九州市をなんとか盛り立てたいものです。
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