ラグビーと君のノーサイド
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高校野球の目標が甲子園で、高校ラグビーの目標が花園です。
今日(10日)高校ラグビー県大会準決勝が、春日公園ラグビー場で行われました。息子の所属している小倉高校が、宿敵・東福岡高校に挑みましたが、前半はリードしつつも、最後は1トライ差で敗れました。
小倉高校100周年で、今年は何とか花園に行きたいと、部員たちはがんばってきました。不肖うちの息子も補欠ながら、3年生最後の試合にレギュラーと一体となって試合を駆け抜けました。今日は、本当にいい試合でした。ラグビーがこんなにも素晴らしい競技だったのかと、教えられた試合でした。応援の生徒も300名くらいきていて、初めてこのフィールド自体を見る生徒も多かったようですが、みんなもラグビーの素晴らしさに感動したことと思います。
小倉と東福岡では、平均体重が10キロも違い、スクラムなどは圧倒されていました。それでも、いつのまにかボールを持って抜けていく姿は、小倉の持ち味でもあり、とても感動的でした。ノーサイドの時には、フィールドサイドにいた息子も大泣きしていました。私も涙をこらえることができませんでした。
「君の高校ラグビーも終わったね。骨折を克服してよく頑張ったね。いい仲間がいてよかったね。いい高校生活だったね。」いろいろと言いたかった。
ゲームが終わった時点で敵も味方もないという「ノーサイド」。この精神にきっと君は憧れたんだろうな。