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民泊解禁に対する星野代表のコメントから

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民泊解禁に対する星野代表のコメントから
「民泊」について、政府が全面解禁する方針を固めました。いずれは、「ライドシェア」についても解禁されるときが来るのだろうと思います。問題は、その時にタクシー業界が反対だけを唱えて何も対策をとっていなかったらどうなるかという点です。私は、タクシーにも規制の緩和を求めていくべきだと思いますが、そこは全タク連の方向性と違うようです。
 本日の日経新聞に、民泊解禁に対して星野リゾート代表のコメントが載っています。
「民泊はこれまで旅館やホテルが捉えられなかった消費者ニーズに応えるものだ。既存の施設を脅かすからといって民泊の広がりを拒めば、日本の観光産業全体の競争力低下につながりかねない。新たなサービスの登場を前提に、進化する方法を探るべきだ」
 このコメントが、イノベーションを推進する経営者の考え方です。新しいサービスも認めつつ、自分たちのビジネスを進化させていこうとすることが必要です。
 星野代表は、さらに次のように述べています。
「素人が提供するサービスに、プロが負けるとは思わない。星野リゾートは滞在中の体験を充実させているほか、ホテルや旅館への不満や要望も分析している。ただ、民泊の規制を緩和するなら、サービスの質で戦う旅館やホテルも規制から自由にしてほしい」
 “同じ土俵で戦えない”矛盾は、やはり変えていくことを国にも世論にも求めていくべきではないでしょうか?タクシーで言えば、2種免許は今や必要のない資格だと思います。
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