看護師紹介業が過熱

昨日６日朝日新聞朝刊の１面に、「看護師紹介業２５０億円市場」という記事がありました。３面にも続きの記事があり、朝日新聞が厚労省を動かしたいという気持ちが全面に出ているように見えました。
　うちのような会社にも、“看護師紹介します”というＦＡＸが流れてきます。新聞にも書いてあるように、紹介料は概ね年収の２０％前後です。ハローワークという公的な就職紹介事業があるのに、こういった人材紹介業が栄えるのは、やはりハローワークそのものにも問題があるような気がします。もっと民間の紹介事業を参考にして、活発なハローワークに変わって欲しいものです。
　ネットで検索したある看護師紹介サイトでは、写真のように「入職決定、最高４０万円」の就職祝い金が得られるように書いてあります。こうやって看護師を集めて、病院や施設などから紹介料を頂くビジネスモデルです。新聞にも問題点として指摘されていましたが、看護師を手厚く配置した病院に対して診療報酬を増やすという仕組みにも問題があります。そして、この２５０億円は国民の保険料や負担からの横流れです。早急な対策が望まれるところです。