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交通基本法の基本的な考え方

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交通基本法の基本的な考え方
国土交通省のHPに「交通基本法の制定と関連施策の充実に向けた基本的な考え方(案) について」という書類がアップされています。一度、中間整理が出されましたが、13回の会議を経てまとめられたものです。
 中間整理と比べると、より具体的な方針が入っています。
 まず、中間整理では自家用車が否定されていましたが、今回は、自家用車が重要な社会的役割をもっていることを認めた上で、「自家用車と公共交通のベストミックス」を目指すと整理しています。
 「私」の取組みには限界があることから、国の支援としての「公助」も必要とし、さらには住民が助け合う「共助」も必要であるとしています。それに今回は、デマンド型交通などの新たな交通手段を活用していくことが付け加えられました。
 環境面での具体的な対策として、今回は、バスなどの専用レーンの導入、パーク&ライドの推進、コンパクトシティの推進などが具体的にあげられています。また、地球温暖化対策税などでは、環境負荷の少ない交通機関への配慮が必要だとしています。
 電気自動車の普及についても、今回新たに書き加えられたものです。
 ぜひ、ゆっくり読んでみてください。とは言っても、タクシー屋さんで読む人は本当に稀なので、会議でも意見が噛み合わず、情けない限りです。
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