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大阪のタクシーが労使合同デモ

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大阪のタクシーが労使合同デモ
タクシー激戦区の大阪で、「労使合同」で約2,500人が生活の向上を訴えてデモ行進したという。
 確かに大阪は数十種類もの運賃が横行する競争と、多くの増車により売上が落ち込み厳しい状況が続いています。競争の激化に加え、昨今の燃料費の高騰もあり、その支援策も求めるデモのようです。
 ただ、一般市民にとっては、燃料費については理解が得られるとしても、増車や多種な運賃については「業界内部のこと」として理解を求めるのが難しい気がします。大阪では、バラバラの業界事情からタクシーの全面禁煙化も進んでいません。
 本来はデモをする前に、業界内で労使でもっと議論が必要なのではないかと思うのです。大阪も特定特別監視地域に指定をされてますので、本来は構造改善計画の策定のために汗を流すべきなのでしょうが、そういった議論が不得意なのもタクシー業界なのでしょう。また、国がその議論を協会の幹部にだけ求めるのも、本質がわかってないなあと感じるところです。
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