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介護保険制度の改悪!?~KBCテレビの放映から

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介護保険制度の改悪!?~KBCテレビの放映から
本日の18時45分頃から、KBCテレビで表題のテーマのニュースがあり、当社が出演しました。もちろん、以前に収録したもので、本日の放映となったものです。
 昨年の介護保険制度の改正で、要支援が1,2という2段階に分けられ、要介護1の8割程度を要支援に移行させようという改正が行われました。本来は、介護予防という考えを取り入れ、要支援の方の要介護化を抑制しようというものですが、実際には給付費の抑制目的と言われても止む得ないところがあります。
 本日の放送では、次のように説明していました。
・改正前(昨年4月)要支援者75.9万人  、 要介護者358.9万人
      ↓
・改正後(本年1月)要支援者(1,2)105.0万人 、要介護者333.7万人
ということで、要支援者が29.1万人増え、要介護者が25.2万人減少したことで介護給付費の削減を行った。要介護から要支援に移行した人は、今までのサービスが受けられず大きな問題になっている。
 当社の利用者の事例では、透析のために通院しないといけないが、要支援になったために「通院等乗降介助」が受けられずに、出費が増えることになった方です。こういった方には当社も止む無く割引をしている現状ですが、どこにも持って行きようのないコスト負担は本来は国が考慮すべきことと思います。この放映で、少しはいい方向にいってくれればいいのですが。
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