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東京の初乗り距離短縮

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東京の初乗り距離短縮
3月29日に運賃組替えの公示が出て、東京では早速、初乗距離短縮の申請が出るということです。(以下、記事より)
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来年4月から、東京都心のタクシーで初乗り距離が短くなり、運賃も安くなりそうだ。現在の「2キロ730円」が、1キロ強で400円台になる見通しだ。高齢者や子連れ客らに、買い物などの近距離でも気軽に乗ってもらうねらいがある。
 大手の日本交通が5日、23区と武蔵野市、三鷹市を含む営業区域の運賃改定を国土交通省に申請する。初乗り距離を1・059キロに縮め、運賃は410円。その後、235・25メートルごとに80円を加算し、2キロ時点で730円とする。
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 初乗りが、730円から410円と安くなりますが、2キロ時点では現在と同じ730円に揃うという設定です。顧客数が変わらない前提での売上げは、2キロ以下の部分が減少することになるので、トータルバランスを取るために、2キロ以上の運賃は若干上がることになります。メーターの上がり方が早くなることになる訳です。短距離利用客の運賃は下がりますが、長距離利用客の運賃が上がるということで、果たしてこれが利用客増に有効なのか、疑問が残るところです。
 まあ、いろいろなことをしていくことは良いことだと思うので、しっかりとデータを分析して欲しいものです。
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