自家用車タクシー解禁？

今日の日経に“「自家用車タクシー」解禁”という見出しの記事がありました。
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政府は一般の運転手がお金をもらって乗客を運ぶ自家用車の「ライドシェア（相乗り）」について、地域限定で規制を緩める国家戦略特区で解禁する方針を固めた。現在は原則禁止だが、公共交通が少ないなど一定の条件を満たした地域に認める。高齢者の買い物や通院、外国人観光客の足として役立てる考えだ。20日に開く国家戦略特区諮問会議（議長・安倍晋三首相）で方針を決定する。
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　ライドシェアについては、タクシー業界が強く反対していますが、やはり反対だけでは止められないようです。私は、「ただ、反対」というのではなく、タクシー事業者が過疎地でも経営できるような規制緩和を求めていくべきではないかと思います。例えば、運転手は「請負契約」でも可とする、車は自家用車タイプでもいいように表示をマグネットとし天井灯も不要とする、運行管理者は不要とする、日報等の書類も簡素化する、などなど。結局は、自家用車のライドシェア的なものをタクシー事業者が主体となって行えるように求めていくことが、業界の発展を守ることになるのではないでしょうか？
　これまで、タクシー業界は常に新しいことに反対をしてきましたが、私は新しいことに取り組めるような規制緩和を求めていくべきではないかと思っています。「どんな過疎地でも、どんなニーズにもタクシー業界は取り組みます」というくらいの意気込みが必要です。
　やはり、東京業界が主体の全タク連ではそういう発想にはならないかもしれませんね。